Category Archives: SDGs

SDGsの定例勉強会#15

4月になり新しい気持ちでSDGsの勉強会をしました!

前回のSDGs地域創生のカードゲームから環境問題や
行動計画について取り組めるアイディアやSDGs
ゴールについて提案しアウトプットする勉強会でした。

【現実世界と類似している内容、会社や自分の業務と関係しそうな内容】

・エネルギーを使う運送業として省エネやクリーンエネルギーについて考えなくてはいけない
・排気ガスを出すトラックが必要な業種であるため、温室効果ガスの削減について考える必要あり。
・今の環境をより良いものに変えていく為には、一つの事だけを改善するだけでは難しく、経済、環境、暮らしそれぞれを向上させる取り組みを同時に行わなければいけないと感じた。

【会社が成長するために実行したいと考えた内容と行動計画】

・効率的な運行(距離・燃費)を考える
・新しいエネルギーの車両に置き換えていく
・高齢化が進んでいる運送業、新卒雇用の強化を図る
・在職しているスタッフと密にコミュニケーションをとり離職率をさげる
・女性や高齢者が働きやすい求人条件を増やす

【自分や家族、地域のために実行したいと考えた内容と行動計画】

・地域集会に参加し、現在の地域問題を把握し協力しながら解決を図っていく
・人間以外の生態系を守るための募金活動
・コンビニやスーパーの袋や割りばし、プラのスプーンフォークを極力使わない
・食材や日用品を必要以上に購入せずフードロスやボミを増やさない
・子供に自然、動物、物の大切さを教える
・すべての人が持続可能な仕事と十分な収入の仕事に就く

等問題に対し各自今まで学んだ知識を生かしたくさんの提案をしていただきました。

いわき市は脱炭素に力を入れていて運送業の弊社では一番に取り組まなくてはいけない問題です。

脱炭素社会を実現するためには、私たち一人ひとりが、小さな取組みを積み重ねていくことが必要です。

「今日から」「できることから」「自分から」の『3から』による、環境にやさしく、脱炭素につながる行動の実践を『3KARAアクション』として、国が推奨する「ゼロカーボンアクション30」を参考に、脱炭素に資する具体的な取組みをライフスタイルやビジネススタイルに取り入れてSDGsのゴールへ目指していこうと思います。

SDGsの定例勉強会#14

2月は大雪で中止になってしまいましたので2か月ぶりに勉強会をしました!

本日は「SDGS地方創生」という経済、社会、環境のバランスを考えながら
地域を盛り上げ元気な日本社会を維持することを学習するカードゲームをしました。

【行政】【住民/NPO・流通事業者】【住民/商店・観光事業者】のチームに分かれて
それぞれノルマをクリアできるように事業や環境整備、現地勧誘など様々なカードを
組み合わせて展開していきます。

人口増加の為には医療、子育て、福祉の充実。暮らしや経済の為には商業施設の建設や
事業の増設など税金をメインとした経済を基盤にバランスよく配分し増やしていく為に
何を削り何を優先すべきか見極める行政の難しさを体験できました。

何をするにも多くの予算と人員が必要になります。

2023年の出生数は75万8631人で8年連続の減少になりました。
人口が少ないと税収はもちろん過疎化していく地域には予算が回らずどんどん住みづらくなり
住みやすい人口密集地にさらに人が集まり【田舎】と言われる地域の存続が危ぶまれてしまいます。
元々日本は山が多く可住地(インフラが整っていて住める地域)が国土のたった30%しかなくその
わずかな土地を都心部を中心として1億2千万人が暮らしています。

今自分が住んでいる地域を大事にずっと暮らしていけるようにどう行動したら良いか考えていきたいです。

SDGsの定例勉強会#13

前年に引き続き2024年もSDGsの勉強会をしました!
今年も環境問題について弊社にできることを精一杯学ばせていただきます。
1.2050年問題(人口減少)
2.近づく変化の臨界点
3.被災地とSDGsの問題
2050年問題は人口が減りつづけ30%以上の減少が見込まれます。
人口減少が進む中、このままでは経済社会システムが維持できなくなるとして、有識者のグループが提言を発表しました。人口を8000万人の規模で安定させて成長力のある社会を構築することを目指し、官民を挙げて対策に取り組むよう求めています。
厚生労働省の「国立社会保障・人口問題研究所」は2020年の国勢調査の結果を基に、日本の人口が2056年には1億人を下回り、2100年にはおよそ6300万人に半減するという推計をまとめています。
2023年の子供の数が72万人程度まで落ち込んでいるのでかなり厳しい状況です。
複数の地球システムが連鎖的に「臨界点」を超えることで、地球全体が後戻りできなくなる可能性があるという。地球システムが崩壊すれば、世界は「ホットハウス・アース(温室地球)」状態になりかねない。つまり、気温は5℃上昇し、海面は6〜9m上昇し、サンゴ礁とアマゾンの熱帯雨林は完全に失われ、地球上のほとんどの場所が居住不可能になる世界になってしまします。
日本は昨年から気温が高く今年はとくに暖冬でした。漁獲量や取れる魚の種類も変わってしまい低い水温が好ましいサンマも東北沿岸ではだんだん取れなくなってきました。
元旦から岩手県能登半島地震という大きな災害がありました。
いまだ鮮明に把握されていないほどの家屋の倒壊を地割れで救助や片付けなどが難航しているそうです。
被災地では生ごみをコンポストで処分し衛生管理の為にゴミを出さないよう努力しているそうです。
前年は学ぶ中心の勉強会でしたが今年度は意見を出し結果発表や報告も交えた
アウトプットを含んだ勉強会を予定しています!

SDGsの定例勉強会#12

年内最後のSDGs勉強会でした!
1月から1年かけて学んだことの内容の振り返りと今後の目標について再確認しました。
目的である
1.会社の事業をSDGsのゴールと関連付ける
2.社員の意識向上、事業活動内容のレベルアップを実現
3.売り上げの拡大と、持続可能な企業経営につなげる
をベースにSDGsの基本内容からゴミ・食料・天気の環境問題、人口減少、少子高齢化など
現在の抱える問題はすべて繋がっていて循環しているものだと学びました。
正しく学んだからこそ問題の大きさとひとりひとりが関わっていかないと意味がないことを思い知らされ
いち企業だからこそ意識して取り掛かれば大きく貢献できることも学べました。

SDGsの定例勉強会#11「CHANGE FOR THE BLUE」カードゲーム

 
今月の勉強会はSDGsを学習するカードゲーム『CHANGE FOR THE BLUE』を実施しました。
企業での取り組みは今回が初めてで前回より少し難易度があがりましたがチャレンジしました。
10年かけて環境汚染を減らす目的でそれぞれ職業カードから自分ができる環境問題改善に4ターンの得点式で取り組んでいくゲームです。
生ごみや生活廃水を庭に埋めてゴミを減らすなど一見エコに見えますが土に染み込んだ油が環境を汚染したり、エコバックやマイボトルを使うとゴミは減りますが便利さに欠けストイックにゴミを減らす意識が高すぎると全体の意識に不満が生じたり利便性を欠き長く続かない活動になってしまいます。間違った知識の為どんなに意識して環境問題に取り組んでも実際はさほどゴミ事態は減っていないなどわかることができました。
正しい知識と無理のない取り組みで長く続けることが一番の環境問題改善になると考えました。
世界規模で地球環境保全への取り組みが加速するなか、マイクロプラスチックによる環境汚染が問題視されています。
年間800万トンの海洋ゴミが海に流れゴミを食べた生物が汚染されそれを食べた人間も汚染されるという負のサイクルが生まれています。プラスチックは軽く加工もしやすく安価で丈夫で誕生してから150年ほどで何億倍も生産数を増やし生活に大きく定着しています。しかしその丈夫さゆえゴミとして海に流れ着いてしまうと分解され自然に戻るまで400~1000年かかるといわれています。近年数か月で自然に還るタイプのプラスチックもありますがまだまだ浸透度は低くゴミは増えつづける一方です。
使わないという選択肢は難しいですが正しく処分し3R(リデュース、リユース、リサイクル)を取り組むべきだと思いました。
 

SDGsの定例勉強会#10「Get The Point」カードゲーム

  

今回のSDGs 定例勉強会では「Get The Point」というSDGsを学習するカードゲームを実施しました。
「Get The Point」とは資源カードを使ってアイテムを作成し、アイテムごとに設定されているポイント数を競うシンプルなゲームです。

※以前も実施しましたが今回は改めて未体験のスタッフにも体験して頂きました。

個人戦チーム戦の2回チャレンジしました。

資源残量を目視できることでバランスよく回復する資源、使い切りの資源を使い分け効率よくより多くポイントをゲットしていきます。後半からは難しくなり気候変動などで資源を失ったり制限された内容になりいかに資源を残しながら消費を進めていく難しさを考えさせられるゲームでした。

日本のアース・オーバーシュート・デー【※人類が消費している自然資源の量が1年間に地球が再生できる自然資源の量を上回る日の事】は今年は5月6日にすでに上回っており元々輸入に頼っています。国内の生産と消費のバランスが悪く国土から生み出される量の7.8倍の消費量になります。
しかし現在小麦中心の食生活になりお米、牛乳など消費しきれず廃棄など勿体ない事態になっているので輸入品にたよらずお米、乳製品、野菜、水産物だけでも国内産を意識して購入、消費して廃棄のない世界を目指して頑張っていきたいです。

 

SDGsの定例勉強会#9

9月4日 「SDGs活動」第9回勉強会です
[勉強会の内容]
1.ドライバーゴミマナー問題
2.温暖化現象の人的被害
3.SDGsの認知度と年代別
今回の勉強会では前回の疑問質問から問題を見直していきました。
ドライバーゴミマナー問題では自社の場合はゴミの破棄はどうしているかなど提案を再度見直ししました。
東京は31日連続で30度を越え過去最多記録の夏になりました。 部活中や授業中だけでなく登校中にまで熱中症で亡くなる事例も発生してしまいもはや『外に出る』事自体が危険な行為になり温暖化について目を背けられない事態になってきました。温暖化を食い止める手段としては脱炭素が最も早急に広めるべき事でガソリン車に代わりEV車の導入が注目され各自動車メーカーもEV車に資力を注いでいます。そのなかで【全個体電池】という現EV車に使われているリチウムイオン電池に代わる新しいバッテリーにも着目しました。
SDGsの世代別認知度アンケート一覧では10代が最も多く授業などで早期から環境問題について勉強している事が伺えます。逆に20代~40代の男性には余り浸透しておらず生活と環境問題により深い理解が必要だと改めて勉強しました。

SDGsの定例勉強会#8

8月7日 「SDGs活動」第8回勉強会です

[勉強会の内容]

1.『環境整備』とは

2.地球温暖化の問題。いわきでの作物の収穫への影響。

3.暑さによるペットボトル需要の高騰。ボトルウォーターが抱える問題

4.カーボンニュートラル宣言における取り組みと見直し

今回の勉強会では連日記録的猛暑で今現在体感している温暖化現象の話題を中心に環境問題を学びました。

ニュースでも耳にするようになった『環境整備』とは。街路樹や草木を枯らし埋め立てることではなく適度に草や木を生やし柔らかくなった土の吸水性を上げ土中に吸い込みU字溝から川へ流れ込む水の量を減らすなど、あえて草木を生やすことも今では重要な環境整備になると学びました。

また、通年海風もあり自然豊かでもあるいわき市も例外ではなく年々温暖化の影響を受けており、今のままではお米や果物など豊富な作物の収穫量も減っていき県内ならず国内全体の自給率にも大きな影響をもたらすと学び、二酸化炭素の排出量を個人、会社単位で削減していける取り組みを少しずつでも広げ、継続していく事が大事だと感じました。

SDGsの定例勉強会#7

7月10日 「SDGs活動」第7回勉強会です。

 

【勉強会の内容】

・バーチャルウォーター、ウォーターフットプリント について

・ボトルウォーターが抱える問題 について

・再生可能エネルギーだけで生活可能かを考えてみる

・ごみを減らすためにできることを考えてみる

・正しいSDGsを学んで見えてくること

・いわき市とSDGsの現在位置

・木を見て森を見ず的な間違ったSDGsへのアプローチ方法

・SDGs、脱炭素、カーボンニュートラルの関係性

・CSR≠SDGs

・気候変動における金融機関の責任

・福島県発表 気候変動影響予測

 

今回の勉強会を通じて、バーチャルウォーターやウォーターフットプリントの概念に触れ、水の使用とその影響について学びました。また、ボトルウォーターの問題や再生可能エネルギーの重要性についても社内全体で認識することができました。ごみ削減の方法やSDGsの正しい理解、金融機関の気候変動への責任についても考えることができたので、これらの知識を活かし、環境に配慮した行動を社内全体で促進していきます。

SDGsの定例勉強会#6

6月5日 「SDGs活動」第6回勉強会です。

[勉強会の内容]

  1. 脱炭素まちづくりカレッジin福島の実施報告と脱炭素知識の基本
  2. 自分の二酸化炭素排出量を見える化してみる。
  3. 福島県、いわき市の二酸化炭素排出量を知る。
  4. いわき市の今後の活動計画を知る。「カーボンニュートラル宣言」

 

今回の勉強会では自分自身が排出しているであろう、二酸化炭素排出量の見える化を行いました。

見える化することで、自分自身がどれだけの二酸化炭素を排出しているのかを具体的な数字やデータとして確認することができ、日常生活や消費行動が二酸化炭素の排出に大きく関与していることを再認識するとともに、どの行動や習慣が特に多くの二酸化炭素を排出しているのかを把握することができました。
例えば、交通手段の選択など、日常的に行っている活動の中で改善の余地があることを社内全体で認識しました。

この見える化の結果を通じて、自分たちの日常の選択や行動がどのように地球環境に影響を与えるかを考えることが重要であり、改善の余地があることを認識することができ、省エネルギーや再生可能エネルギーの利用、持続可能な交通手段の選択など、脱炭素への積極的な取り組みを実践していく意識が社内全体で高まる勉強会となりました。