Author Archives: seiwa エージェンシー

SDGsの定例勉強会#18

7月になり早々に東京都の最高気温が39度を越えました。
ダイレクトに温暖化の影響が大きく生活に響いていきます。

今月もSDGs勉強会をしました!

今回は脱炭素まちづくりカレッジというカードゲームをしました。

脱炭素まちづくりに必要な地球温暖化・気候危機、緩和(削減)・適応に必要な市民生活やまちづくりの対策に関する知識を学ぶ講義コンテンツです。

行政、金融機関、民間企業などの地域プレイヤーとして、2030 年までに地域全体の温室効果ガス排出量の半減に向けて様々なプロジェクト実施にチャレンジするシミュレーションゲームになります。

地域プレイヤーによっては手持ちの資金やカードの内容が違うのでそれぞれ自分のなったプレイヤーと特性を生かして各ノルマをこなしていきます。

行政などは手持ちの資金は多いがパートナーカード(必要人材)と全体のコミユニティー総数(住民がどれだけ意識したり知識を得ているかの総数)がかなりの数が必要なプロジェクトが多いので初動が動きにくく、逆にまちづくり会社(企画)などは資金が最低限しかないがエコバック、災害訓練、環境教育やエコを学ぶワークショップなどで全体のコミユニティー総数を上げていくなどバランスと考えながら省エネ、コミュニティの数値を上げ排出量を協力しながら減らしていきました。

各地域プレイヤ―だけで行動するのではなく全体のカードをみんなで話し合って組み合わせ消化していかないと
進まないので他のプレイヤーがどんな事ができるのかをしっかり把握して何をすべきかを考えました。

日本はフードマイレージ(「食料の(food)」と「輸送距離(mileage)」 の造語で、輸入食料の総重量と輸送距離を合わせて数値化した概念)が第一位と高く食材のほとんどを輸入に頼っている為です。
海外から船や飛行機、さらに国内に来たものを運ぶトラックなど運送に他国よりもかなりのエネルギーを使っています。
温暖化でそのわずかな国内産の穀物や野菜、牛乳の生産量も落ち値上がりしさらに外国産に頼ることになる悪循環になっています。

世界全体が食料不作で取れなくなった場合真っ先に日本の食卓に影響が出てしまいます。干ばつの不作でオリーブオイルが今年の春頃から3倍以上の値段になりチョコレートのカカオ豆も病気により不作で今年の冬から来年にかけて長期間入手が難しくなるそうです。

食の飽和状態が続き輸入に頼り切った生活が大きく生活に反映している昨今地産地消や国内産にもっと目を向けて国内の自給率に貢献していきたいと思いました。

SDGsの定例勉強会#17

去年は35度を越える猛暑日が過去最高の22日を超え冬も暖冬のまままた夏を迎えました。

6月の勉強会は前回の発表から実際に行ったSDGs活動を発表しあいました。

以下行動内容

①.会社が確実に成長するために大切なこと

『行動目標』
・効率的な運行(距離・燃費)を考える

『行動結果』
・待機時間の長い仕事を先方と打合せの上、必要な時間のみにしてもらい不必要な移動やアイドリング時間を低減

『行動目標』
・ホワイト物流推進運動により労働時間や待遇を改善し女性や高齢者も活躍できる職場を作る

『行動結果』
・売上を維持しつつ走行距離を抑えた配車組みを行い労働時間を短縮。

 

②.自分や家族、地域のために実行したいと考えた内容

『行動目標』
・省エネ機器の導入
LED照明やエネルギー効率の高い電化製品に切り替える。

『行動結果』
・家庭内の蛍光灯をLED照明に変更

『行動目標』
・スーパーなどでの前取りや不必要な購入を行い廃棄になるフードロスを減らすことを、自分だけが取り組むのではなく、家族全体での取り組みに変化させる

『行動結果』
・家庭内でSDGs勉強会の情報及び行動目標を共有し実行中

さらにSDGsの具体的な活動が出来てきたと思います。

個人より会社や家族での活動は足並みを合わせないと結果に結びつかないですが裏紙の使用やLED電気交換など
簡単かつ効果的な資源節約アイディアでした。

SDGs活動が環境にとってマイナスをゼロに戻す活動だとして2030年からは未来の為のプラスになる活動
「SWGs(Sustainable Wellbeing)」になるのではないかと言われています。

「Sustainable Wellbeing」は、現在だけでなく将来の世代にわたって幸福を維持するための
包括的なアプローチで個人、コミュニティ、政府が協力し、持続可能な社会を構築することが求められます。

コロナや物価高問で世界中かまだ慌ただしい中あと6年でSDGs宣言通りの事を
各国が完結するのは難しいですがいち早く未来の為の準備のフェーズに取り掛かりたいと思いました。

 

 

SDGsの定例勉強会#16

GWも明け5月のSDGs勉強会をしました!

前回の勉強会を含め最近行ったSDGsの活動内容をまとめてみました

・GW中の外出はマイボトル
・スーパーの商品を前取りして購入
・家庭菜園
・コンポストの設置
・地域の集会に参加
・節水シャワーに交換

などなど小規模ながらすぐに始められる事を意識して取り組めました。
SDGsの活動をすると節約にもなるので物価が上がり続けて大変な昨今
地球にもお財布にも優しい活動になりました!

 

福島県のゴミの排出量がワースト1位、CO2排出量がワースト2位になり
ますます環境問題から目を背けられない事態になっています。
火力発電所ほか大規模な生産工場多数、巨大な港がありコンテナ船がくる
いわき市はトラックの往来が多くCO2排出問題は切り離せない課題です。

今後新しい港エリアの拡大と来年度に小名浜港に近い場所に直接高速道路ICが
できる為さらに排出量は増える見込みです。

震災経験から不安があり各家庭内の買い込み、保管の量も多く食品ロスにも
繋がるので保管するなら保存期間が長い防災用食品を広く勧めたいです。

ゴミとCO2排出量は上がりましたが人口は減り続け福島県は消滅都市に
会津若松、白河、喜多方、二本松、田村、伊達の6市があがりました。
雪が多く降り冬季の交通不便さからか県外か移動に便利な地域に
若い世代から流出が止まらない状況です。

北海道、岩手に続いて3番目に広い面積の福島県ですがその広さ故
衣食住、交通、仕事、学校など定住する為に必要な施設が揃っている地域が
限られていて生活の為に移動がさせられないように思います。

人口減少、脱炭素、ゴミ問題の課題が大きく学びながら解決策を
考えるのは大変でした。
個人だけでなく会社でなにができるかも活動報告できたらなと思いました。

 

SDGsの定例勉強会#15

4月になり新しい気持ちでSDGsの勉強会をしました!

前回のSDGs地域創生のカードゲームから環境問題や
行動計画について取り組めるアイディアやSDGs
ゴールについて提案しアウトプットする勉強会でした。

【現実世界と類似している内容、会社や自分の業務と関係しそうな内容】

・エネルギーを使う運送業として省エネやクリーンエネルギーについて考えなくてはいけない
・排気ガスを出すトラックが必要な業種であるため、温室効果ガスの削減について考える必要あり。
・今の環境をより良いものに変えていく為には、一つの事だけを改善するだけでは難しく、経済、環境、暮らしそれぞれを向上させる取り組みを同時に行わなければいけないと感じた。

【会社が成長するために実行したいと考えた内容と行動計画】

・効率的な運行(距離・燃費)を考える
・新しいエネルギーの車両に置き換えていく
・高齢化が進んでいる運送業、新卒雇用の強化を図る
・在職しているスタッフと密にコミュニケーションをとり離職率をさげる
・女性や高齢者が働きやすい求人条件を増やす

【自分や家族、地域のために実行したいと考えた内容と行動計画】

・地域集会に参加し、現在の地域問題を把握し協力しながら解決を図っていく
・人間以外の生態系を守るための募金活動
・コンビニやスーパーの袋や割りばし、プラのスプーンフォークを極力使わない
・食材や日用品を必要以上に購入せずフードロスやボミを増やさない
・子供に自然、動物、物の大切さを教える
・すべての人が持続可能な仕事と十分な収入の仕事に就く

等問題に対し各自今まで学んだ知識を生かしたくさんの提案をしていただきました。

いわき市は脱炭素に力を入れていて運送業の弊社では一番に取り組まなくてはいけない問題です。

脱炭素社会を実現するためには、私たち一人ひとりが、小さな取組みを積み重ねていくことが必要です。

「今日から」「できることから」「自分から」の『3から』による、環境にやさしく、脱炭素につながる行動の実践を『3KARAアクション』として、国が推奨する「ゼロカーボンアクション30」を参考に、脱炭素に資する具体的な取組みをライフスタイルやビジネススタイルに取り入れてSDGsのゴールへ目指していこうと思います。

SDGsの定例勉強会#14 SDGs de 地方創生カードゲーム

2月は大雪で中止になってしまいましたので2か月ぶりに勉強会をしました!

本日は「SDGS地方創生」という経済、社会、環境のバランスを考えながら
地域を盛り上げ元気な日本社会を維持することを学習するカードゲームをしました。

【行政】【住民/NPO・流通事業者】【住民/商店・観光事業者】のチームに分かれて
それぞれノルマをクリアできるように事業や環境整備、現地勧誘など様々なカードを
組み合わせて展開していきます。

人口増加の為には医療、子育て、福祉の充実。暮らしや経済の為には商業施設の建設や
事業の増設など税金をメインとした経済を基盤にバランスよく配分し増やしていく為に
何を削り何を優先すべきか見極める行政の難しさを体験できました。

何をするにも多くの予算と人員が必要になります。

2023年の出生数は75万8631人で8年連続の減少になりました。
人口が少ないと税収はもちろん過疎化していく地域には予算が回らずどんどん住みづらくなり
住みやすい人口密集地にさらに人が集まり【田舎】と言われる地域の存続が危ぶまれてしまいます。
元々日本は山が多く可住地(インフラが整っていて住める地域)が国土のたった30%しかなくその
わずかな土地を都心部を中心として1億2千万人が暮らしています。

今自分が住んでいる地域を大事にずっと暮らしていけるようにどう行動したら良いか考えていきたいです。

SDGsの定例勉強会#13

前年に引き続き2024年もSDGsの勉強会をしました!
今年も環境問題について弊社にできることを精一杯学ばせていただきます。
1.2050年問題(人口減少)
2.近づく変化の臨界点
3.被災地とSDGsの問題
2050年問題は人口が減りつづけ30%以上の減少が見込まれます。
人口減少が進む中、このままでは経済社会システムが維持できなくなるとして、有識者のグループが提言を発表しました。人口を8000万人の規模で安定させて成長力のある社会を構築することを目指し、官民を挙げて対策に取り組むよう求めています。
厚生労働省の「国立社会保障・人口問題研究所」は2020年の国勢調査の結果を基に、日本の人口が2056年には1億人を下回り、2100年にはおよそ6300万人に半減するという推計をまとめています。
2023年の子供の数が72万人程度まで落ち込んでいるのでかなり厳しい状況です。
複数の地球システムが連鎖的に「臨界点」を超えることで、地球全体が後戻りできなくなる可能性があるという。地球システムが崩壊すれば、世界は「ホットハウス・アース(温室地球)」状態になりかねない。つまり、気温は5℃上昇し、海面は6〜9m上昇し、サンゴ礁とアマゾンの熱帯雨林は完全に失われ、地球上のほとんどの場所が居住不可能になる世界になってしまします。
日本は昨年から気温が高く今年はとくに暖冬でした。漁獲量や取れる魚の種類も変わってしまい低い水温が好ましいサンマも東北沿岸ではだんだん取れなくなってきました。
元旦から岩手県能登半島地震という大きな災害がありました。
いまだ鮮明に把握されていないほどの家屋の倒壊を地割れで救助や片付けなどが難航しているそうです。
被災地では生ごみをコンポストで処分し衛生管理の為にゴミを出さないよう努力しているそうです。
前年は学ぶ中心の勉強会でしたが今年度は意見を出し結果発表や報告も交えた
アウトプットを含んだ勉強会を予定しています!